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おうちで手軽に果樹栽培。人気のブルーベリーを育ててみませんか?

自分で育てたブルーベリーを朝食にいただく。
スイーツやジュースにしたりと、甘酸っぱくておいしブルーベリーは食生活をちょっとだけ楽しく豊かにしてくれます。
果実を楽しむ以外に、可愛い釣鐘型の花秋の紅葉など、庭木としても
おすすめがいっぱい!

🫐我が家のブルーベリー【6年目】

この写真は、我が家の庭でコンテナ栽培している収穫時期のブルーベリーです。植えてから6年目になりますが、ここまで成長してくれました。
ブルーベリーは丈夫で育てやすく、大きく場所も取らないことから家庭でも手軽に楽しめる小果樹です。
今回はそんなブルーベリーの栽培方法をご紹介いたします。

🫐ブルーベリーはこんな果樹です【基本情報】

●品種
ブルーベリーは多くの品種が流通しており、「ラビットアイ系」「ハイブッシュ系」の2系統に大別されます。「ラビットアイ系」は関東以西の温暖地が栽培に適しており、小粒ながら甘味のある果実が特長です。熟す前にウサギの目のように赤くなることが名前の由来となっています。

「ハイブッシュ系」大粒で、酸味と甘味のバランスに優れた品種です。
さらに「ハイブッシュ系」は寒冷地での栽培に適した「ノーザンハイブッシュ系」と温暖地に適した「サザンハイブッシュ系」に分類されます。

●栽培環境
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たり良好な場所を選びましょう。
ブルーベリーはpH5.0前後の酸性の土を好みます。通常はpH無調整のピートモスや鹿沼土などの酸性用土を用いますが、初めての方は手軽なブルーベリー専用土を使用するのがおすすめです。

●受粉傾向
「ラビットアイ系」の品種のブルーベリーは自分自身の花粉では受粉しにくい傾向があります。そのため同じ「ラビットアイ系」の別の品種を一緒に育てる必要があります。「ハイブッシュ系」は1本で結実する品種もありますが、やはり「ハイブッシュ系」の別の品種を一緒に育てた方が果実の質と大きさが良くなります。

【ここがPOINT!】
・良い実をつけるためには同じ系統の2品種を植えましょう。
・ブルーベリーは全体的に酸性土壌を好みます。専用土を用意しましょう。

🫐植え付けに必要なものは?

今回は、初めての方でも気軽に植えられるコンテナと専用土を使って植え付けをしてみました。コンテナなら、お庭がなくてもベランダなどで育てられ移動も簡単ですのでおすすめですよ。

【今回植え付け用に準備したものがこちら】
●グロウコンテナ 35型 紫
●ブルーベリーの土14ℓ ●ブルーベリーの肥料500g ●鉢底の石
●ブルーベリー苗(ラビットアイ系:ホームベル)

【用意しておくと便利なもの】
●移植ごて ●ジョウロ ●軍手 ●ネームプレート

【ブルーベリー苗】
選んだ苗は、ラビットアイ系の代表的な品種のひとつ、
「ホームベル」です。ホームベルの果実は、小粒ながら酸味がなく甘いのが特長で、丈夫で育てやすいことから初めての方が最初に育てるにはオススメのブルーベリーです。

【ブルーベリーの栽培に適した土と肥料
ブルーベリの特長の一つに、pH4.0前後〜pH5.0前後の酸性の土をを好むというものがあります。
一般的な用土としては、pH無調整のピートモスや鹿沼土を配合して使用しますが、今回は手間のかからない専用土をおすすめします。

●ブルーベリーの土 14L
酸性の土を好むブルーベリーやその他ツツジ科の植物に最適なpHに調整済みです。ゆっくり長く効く緩効性肥料を配合しているので、花付きや実付きが良くなります。適度な通気性と保水性と水捌けを兼ね備えた、コンテナにいれるだけの手間いらずな専用培養土です。

●ブルーベリーの肥料
ブルーベリーは沢山実をつけ、長い期間栽培します。適切な時期に肥料を与えてあげましょう。

【ブルーベリーの栽培に適したコンテナ】
ブルーベリーは成長すると1.5〜2mの大きさになります。コンテナ栽培では2、3年おきの植え替えが必要となりますが、最初の植え付けでは苗よりも一回り大きなコンテナを用意しましょう。

●グロウコンテナ 35型 紫
植え付けに選んだコンテナは「グロウコンテナ 35型 紫」雑貨の様な遊び心あるコンテナポットです。色もブルーベリーを育てるには最適な紫をチョイス!


●鉢底の石と鉢底ネット
鉢底の石は軽石などの小粒の石を、鉢の底に敷き詰めて使うための石の名称です。通気性、排水性を良くし根腐れを防止する効果が有ります。
鉢底ネットは害虫の侵入を防ぎ、土の流出を抑えてくれます。

🫐ブルーベリーを植えてみよう!

1.鉢底の石を敷く
資材が揃ったら、さっそく植え付けにかかりましょう。グロウコンテナの底に鉢底の石を5cmほど敷きます。

2.グロウコンテナに土を入れ、苗を植える
まずは半分まで土を入れ、一度苗を置いて高さを見てみます。
グロウコンテナの上から5〜6cmほどのウォータースペースができるように調節しながら残りの土を入れます。
(ウォータースペースとは、水やりの時に一時的に水が溜まるスペースの事を言います。)

3.水をあげれば作業完了!
植え付けが終われば、水やりをします。ブルーベリーは極端に乾燥をきらいます。コンテナの下から水が滲み出るまで水をあげてくださいね。
水やりの回数は春から初夏までは、毎日朝に1回程度。夏の暑い時期は朝夕の2回あげるのが理想的です。

【ここがPOINT!】
・ウォータースペースを確保する。
・ブルーベリーは極端に乾燥をきらうので、水やりはしっかりと。
・コンテナ栽培では、何年もそもまま育て続けると根詰まりをおこしてしま
 います。安定して収穫を得るためには、2〜3年おきにひとまわり大きなも
 のに植え替えましょう。

🫐最後に

いかがでしたか?
ブルーベリーは、初めての方でも収穫できるお手軽さと、白くて可愛い花、さらには紅葉まで楽しめる人気の果樹です。ぜひこの機会に育ててみてくださいね。

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紅葉したブルーベリー (写真はイメージです)