虫を防いで涼しく快適!網戸は「脱密」のスグレモノ。 張り替えも意外と簡単でした!
そろそろ気温の上昇とともに窓を開け、外の涼しい風を取り込みたくなる時期ですね。そんな時、網戸に破れや穴が有ったとしたら…。
風と一緒にイヤなアイツが入ってくる!
そう、「蚊」です。夜寝ている耳元に「プーン」とあの独特の羽音が聞こえてきたらと思うと「ぞっ」としますよね。
本格的な「蚊」のシーズンがくる前に、網戸の張替えはぜひやっておきたいところですね。初めての方でも簡単ですし、自分で張り替えればコストもそんなにかからないので、ぜひやってみてください。
【まずは道具のご紹介】
【張り替え用ネットの豆知識】
●網目の大きさについて
張り替え用ネットは網目を選ぶことができます。
蚊の大きさは2mm〜5mm程度なので18メッシュであれば防げますが、それより小さな小バエなどの侵入を防ぎたい場合は、より細かな網目を選ぶ必要があります。ただし、目が細かくなれば外の景色が見づらいなどや、風通しが悪くなるということもおきてきます。状況に合わせて網目を選びましょう。
●網目の色について
一般的に「グレー」が多いのですが、室内から外の景色がスッキリ見える「黒」や室内からはよく見え外からは室内が見えにくい「銀黒」タイプもあります。
【網押えゴム】
網戸を張り替える時は、網押えゴムも取り替えてください。網押えゴムの太さは一般的に2.8mm・3.5mm・4.5mm・5.5mm・6.8mmなどがあります。(メーカーによって多少異なります)お店に行かれる時に、古い押えゴムを少し切って持って行くと選びやすくなります。
【ローラー】
張り替え用ネットはサッシの溝に押えゴムを使ってはめ込みますが、この作業の時に専用ローラーがあれば作業がスムーズに行えます。ローラーのサイズは対応する押えゴムの太さに合わせて選んでください。
●ワンタッチロ-ラ-NW
●ツインロ-ラ-NW
【専用カッター】
専用カッターは余分な網を切り取る仕上げの時に使います。普通のカッターでもできますが、専用カッターを使えば、安全でキレイな仕上がりになります。
●網戸専用カッター ダークグレー
●網戸専用カッター 替刃
【張り替えてみましょう!手順は9つ!】
1. 古い押えゴムと網を外し、溝を古いハブラシなどで掃除しておきます。
2. 枠より10cm程度大きめに切った網を、網目と枠が平行になるように置きます。
3. ゴムの端をコーナーの溝にL字になるように入れ、ゴムと網をピンと張るようにして留めておきます。
4. ゴムを溝の上に真っ直ぐになるように置き、網目と溝を平行になるようにしてから溝のもう一方にゴムを入れ網を仮止めします。
5. ローラーを使って溝に網とゴムを仮止めしている部分まで押し込んで行きます。仮止め部分まで来たら仮止めを外し、コーナーまで押し込んでいきます。
残りの辺も同様にしていきます。
6. 残りの辺にゴムを押し込む際は、手のひらで枠の内側の網のたるみを取るように、網を外側に引っ張り気味にしながら押し込んで行きます。
7. たるんでいても簡単に直せます。たるんでいる部分のゴムを外し、手のひらで網を外側に引っ張って再度ローラーでゴムを押えていきます。
8. 網を張り終わったら、たるみがないことを確認しカッターで余分な網を切り取ります。
9. これで完成です。
【詳しくはこちらの動画をご覧ください】
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本格的な夏が来る前に、網戸を張り替えて快適な「おうち時間」をお過ごしください。